2008年、コービー・ブライアントがナイキのデザイナー、エリック・エイヴァーとともに「Kobe 4」を発表した時、業界全体に衝撃が走った。当時の常識であったハイカット構造を投げ捨て、サッカーシューズから着想を得た超軽量ローカットモデルを投じたからだ。
足首の可動域を極限まで広げ、足裏全体でコートを掴む感覚。このコンセプトは18年以上が経過した2026年現在も、現代バスケットボールのスタンダードであり続けている。日本のBリーグの会場に足を運んでも、コート上の半数近くの選手がコービーのシグネチャーを着用している光景はもはや珍しくない。ガードからフォワードまで、スピードとアジリティを求める現代のプレイスタイルにこれほど合致する一足は、他に存在しないのだ。