今、会場で特に目立つのが若い世代の姿だ。Y2Kファッションの流行や80〜90年代のアナログカルチャー再評価により、かつて「古臭い」と捨てられた品々が、彼らにとっては新鮮な宝物として映る。
カセットテープ、古びたレコード、平成初期のアニメグッズ、そして味わい深いレザーJKT。専門の古着店なら数万円の値がつくようなヴィンテージ品が、個人の出店ブースで驚くような破格で転がっていることもある。「これ、どこで手に入れたんですか?」という会話から始まり、店主の昔話に耳を傾ける。そんな偶発的なコミュニケーションこそが、若者たちを惹きつけてやまない魅力の源泉だ。