ダンガンロンパV3において、王馬小吉は決して善良なキャラクターではありません。裁判を混乱させ、仲間を煽り、本心がどこにあるのかを隠し続けます。それにもかかわらず、王馬小吉が可愛いと絶賛される理由の根底には、徹底的に計算された「小悪魔的な言動」と「無邪気な少年性」の融合があります。
身長156cmという小柄なシルエットに加え、袖の余る拘束服風の衣装、炭酸飲料(ドクターペッパーならぬ「炭酸飲料Panta」)を好む姿など、随所にマスコット的な愛らしさが散りばめられています。口元に指をあてるポーズや、上目遣いで相手を伺うような仕草は、まさに「あざとい」の一言。残酷なコロシアイの極限状況において、彼が見せる自由奔放な子どものような振る舞いは、プレイヤーの緊張をほぐすと同時に強いインパクトを焼き付けます。
さらに、単なる無邪気さにとどまらず、「この可愛い仕草すらも嘘なのではないか」と疑わせる知性があるからこそ、ファンはその底知れない可愛さの虜になっていくのです。