市場の変化は単なる価格や納期の次元にとどまらない。意匠性とデジタル対応を前面に打ち出した「アドバンスシリーズ」へのシフトが、設計事務所やハウスメーカー主導で加速している。マットな質感とフラットな面構成を持つ同シリーズは、近年のハイエンド住宅やオフィスデザインの定番となりつつある。
これと連動するように、スマートホーム配線システムの導入が急速に一般化してきた。スマートフォンや音声アシスタントで照明や空調を一元管理できる配線インフラは、もはや贅沢品ではなく標準装備の選択肢だ。従来のコスモシリーズで培われた直感的な操作性と堅牢さをベースにしながらも、通信基盤と融合した新たな配線規格への対応が電気工事業界全体に強く求められている。