多摩川の夜空を彩るこの催しは、世田谷区多摩川花火大会と対岸の川崎市制記念多摩川花火大会が同日に合同開催されるという全国的にも珍しい形態をとっている。二つの異なる都市が川を挟んで競演する姿は、地域の一体感を象徴する景色として長年親しまれてきた。
安全面への取り組みも年々進化を遂げている。世田谷区の保坂展人区長をはじめとする自治体トップは、警察や消防、交通事業者と密接に連携し、厳格な警備体制を構築。過密状態の回避に向けたDJ警察の配置や誘導サインの明確化など、事故ゼロを目指したハード・ソフト両面での対策が徹底されている。
広大な河川敷という立地特性を考慮し、救護ステーションの増設や防犯カメラの運用など、来場者が安心して夜を楽しめる環境整備が抜かりなく進められている。