結婚4年目を迎えた裕次郎と日和は、傍から見れば順風満帆な夫婦でした。しかし、裕次郎の無神経な発言や「名もなき家事」を軽視する態度に、日和のストレスは限界を突破。日和は「旦那デスノート」に日々の不満を書き連ね、サイト内で圧倒的な共感を集める人気投稿者となっていきます。
ある日、職場の後輩から「面白いサイトがある」と紹介された裕次郎は、画面に並ぶ過激な投稿を興味本位で閲覧します。しかし、そこに書かれていた「筋トレ自慢がウザい」「靴下を脱ぎっぱなしにする」といったエピソードが、すべて自分自身の行動と完全に一致していることに気づき、戦慄を覚えます。
投稿者が愛する妻であると確信した裕次郎は、怒りと屈辱から日和のアカウントを特定しようと画策。やがてお互いのプライドと疑心暗鬼がぶつかり合い、職場の同僚や周囲を巻き込んだ大騒動へと発展していきます。
迎えたクライマックス、職場のイベント会場で二人の感情は完全に爆発。互いに溜め込んできた本音と罵倒を大衆の前でぶつけ合います。ラストシーンでは、すべてを曝け出した二人が、決して元の「おままごとのような平穏」には戻れないものの、お互いの弱さを受け入れて新たな関係へ一歩を踏み出す姿が描かれます。タイトルの通り、夫婦喧嘩を黙って見つめるフクロウのチャーリーの佇まいが、人間の滑稽さと愛おしさを象徴する余韻を残します。