夜の経済ニュースとして絶対的な存在感を誇る『WBS』。大江麻理子がメインキャスターのバトンを繋ぎ、エグゼクティブキャスターへと立ち位置を変えてから久しい。しかし、彼女の存在感が薄れるどころか、むしろ番組の「質」を決定づける核となっているのが2026年の現場だ。
単にニュースの要点をなぞるのではない。世界情勢の地殻変動やAI革命に伴う産業構造の変化に対し、彼女は自ら現場に足を運び、当事者の声を聞き出す。特に世界のキーマンやトップ経営者に対峙した際の落ち着きと、核心を突く質問力は圧巻だ。スタジオで微笑む姿の裏にある、徹底した事前リサーチとジャーナリストとしての執念。視聴者が彼女の言葉に耳を傾けるのは、そこに「借り物ではない自身の思考」が宿っているからに他ならない。