2020年以降のパンデミックは、ミニバスの世界にも大きな影響を与えた。大会の中止。練習の制限。子どもたちから競技の場が奪われた。しかし、この困難な時期に、滋賀のミニバス関係者たちは新たな取り組みを始めた。
オンライン練習会の開催。自宅でできるトレーニングメニューの配信。少人数での技術指導セッション。感染対策を徹底しながら、できる限り子どもたちの活動機会を確保する努力が続けられた。
デジタルツールの積極活用
コロナ禍を機に、多くのチームがデジタルツールを導入した。試合動画の分析アプリ。連絡用のグループチャット。オンライン戦術ミーティング。こうしたツールは、パンデミック終息後も継続して活用され、指導の質向上に貢献している。
長浜市のあるチームでは、タブレット端末を使った映像分析を練習に取り入れている。自分のプレーを客観的に確認できるため、子どもたちの理解度が格段に上がったという。指導者は「技術は目で盗むだけでなく、科学的に分析する時代」と語る。