札勘には大きく分けて「縦読み(タテカン)」と「横読み(ヨコカン)」の2種類があります。そのうち、合計枚数をとにかく迅速に確認するために用いられるのが縦読みです。プロが実践する札勘縦読みやり方の基本ステップは次の通りです。
まず、100枚ほどの紙幣の束を縦向きに持ち、左手(右利きの場合)の親指と中指・薬指で紙幣の下部を包み込むように軽く支えます。このとき、紙幣の上部が自然に手前へ軽くしなるようなアーチを作ることが最大のポイントです。次に、右手の親指の腹を紙幣の右上に軽く当て、下へ向かってリズミカルに1枚ずつ滑り落としていきます。
ポイントは「目で数字を追うのではなく、指先のクリック感と音で枚数を刻む」ことです。慣れてくると「4枚ずつ(25回で100枚)」あるいは「5枚ずつ(20回で100枚)」の束として指先が感覚を記憶し、数え間違いが激減します。視界に頼りすぎず、一定のリズムを保つことこそが縦読み攻略の最短ルートです。