今回、当メディアは静謐な緊張感が漂う園山真希絵の個人アトリエへの単独取材を敢行した。壁一面に立て掛けられたキャンバスと、整然と並べられた色とりどりの絵の具瓶。そこには、これまで一般には一度も公開されてこなかった未公開作品の数々が静かにその時を待っていた。
「ひとつの線を引くとき、私はその線の背景にある無限の余白と対話しています」と、彼女は静かに語る。未公開作品の裏側には、何十回もの下描きと苦闘の跡が刻まれていた。失敗と試行錯誤を繰り返した末に削ぎ落とされた要素だけが、最終的にあの美しい作品となってキャンバスに残る。取材中、彼女が見せた一切の妥協を許さない真摯な眼差しは、真の芸術家が持つ凄みそのものだった。