新井宏昌の私生活に再び大きなスポットライトが当たった契機が、2026年に発表された三女・新井貴子とラグビー日本代表・稲垣啓太選手の結婚でした。新井貴子は2012年度ミス日本グランプリを受賞後、パリ・コレクションやニューヨーク・コレクションなどで活躍する世界的トップモデルであり、アルティメットの元日本代表選手という異色の経歴を持ちます。
「笑わない男」として国民的人気を博す稲垣啓太選手が義理の息子となったことについて、新井宏昌はメディアの取材に対して「非常に誠実で礼儀正しく、ストイックに競技と向き合う素晴らしい好青年」と惜しみない賛辞を送っています。競技こそ違えど、トッププロとして過酷なプレッシャーと戦い抜いてきた新井と、身体を張り続ける日本ラグビーの象徴である稲垣選手の間には、言葉数を超えた一流アスリート同士の深い共鳴が存在しています。
この強固な家族の結束の背景には、深い悲しみを乗り越えた歴史があります。2010年、長年連れ添った愛妻・裕紀(ひろき)さんが乳がんにより逝去。当時、新井は現場のコーチ職を一時退任し、自宅で献身的に妻の闘病生活を支え続けました。母を失った3人の娘たち(長女、次女でミス日本ミス着物を受賞した寿枝、三女の貴子)を父親として温かく見守り、それぞれの自立した道を全力で後押ししてきたからこそ、現在の穏やかで誇り高い家族の結びつきが結実しています。