炊きたてのご飯は、冷めるとデンプンが老化してパサつき、消化しにくい「ベータ(β)デンプン」へと変化します。この物理現象を科学的に制御した技術が、防災食におけるアルファ化米の仕組みです。
生米に含まれるデンプンを加熱してふっくらと美味しく食べられる状態(アルファ状態)にした後、独自の急速乾燥技術によって水分を極限まで除去。これによってデンプンの構造をアルファ状態のまま固定化し、水やお湯を注ぐだけでいつでも炊きたての分子構造へと復元させることができます。
さらに、尾西のアルファ米が誇る5年保存の鍵を握るのが、アルミ蒸着フィルムによる高バリア性の包装資材と高機能脱酸素剤です。光や酸素、湿気を完全に遮断することで、アルファ米の非常食としての賞味期限は製造から最長5年6カ月という驚異的な安定性を実現しています。