作り置きした味噌汁や、前日の残りを温め直す際には、突沸を防ぎつつ風味を損なわないための正しい手順があります。
■ 鍋で温め直す場合の手順
1. 加熱する前に、まずお玉で鍋底からしっかりと全体をかき混ぜ、沈殿した味噌を均一に分散させる。
2. 必ず「弱火」にかけ、加熱中も定期的にお玉で底をすくうようにゆっくり混ぜ続ける。
3. 汁の表面がふわりと揺れ、湯気が立ち上る「煮えばな」の気配を感じたら直ちに火を止める。
水分が蒸発して塩分濃度が高くなっている場合は、無理に煮詰めず、少量のお湯や出汁を足して味を整えるのが美味しく仕上げる秘訣です。
■ 電子レンジで再加熱する場合の注意点
電子レンジは液体内部を急激に加熱するため、鍋以上に突沸が起きやすい環境です。お椀1杯分を温める際は、出力を500W程度に抑え、ラップをふんわりとかけて加熱します。加熱後もすぐに取り出さず、庫内で十数秒置いてから取り出すと、急激な減圧による噴出を防ぐことができます。