世界を驚愕させてきたナショナルチームの骨格は、さらなる深化を遂げている。最新の代表選出メンバーを見渡せば、世界のトップクラブでレギュラーをはるビッグネームがズラリと並ぶ。かつて「海外組」と呼ばれるだけで特別視された時代は遠い過去となり、いまや欧州5大リーグで主将を務めたり、チームの得点源として君臨したりすることが選出の最低条件とさえ言える状況だ。
現地メディアからの評価もうなぎ登りだ。かつての「組織力で粘り勝つ」スタイルから、「個の打開力で相手の防衛網を打破する」タレント集団への脱皮。ビッグクラブのスカウト陣が熱い視線を注ぐ中で、選手個々の市場価値は天井知らずの上昇を続けている。一方で、ベテランの安定感と若手の爆発力が絶妙に融合した分厚い選手層こそが、長期戦を勝ち抜く最大の強みとなっている。