今回の台風接近において、専門家が特に警戒を呼びかけているのが「高潮」と「高波」の複合被害だ。太平洋沿岸部では、台風の低い気圧による吸い上げ効果と、強い吹き寄せの風によって潮位が急激に上昇する。さらに、現在の月齢が大潮の時期と重なっているため、満潮時には海岸付近や低地での浸水被害が急拡大するリスクがある。
沿岸部や河口付近の低地に住む住民は、ハザードマップを再確認し、潮位が高くなる前の段階で安全な場所や建物の2階以上への避難を検討する必要がある。高波による防波堤の越波や海岸道路の冠水にも厳重な警戒が求められる。