皇籍を離脱した絢子さんですが、社会的な活動を完全に停止したわけではありません。結婚前には城西国際大学大学院で福祉学修士を取得し、同大学の研究員として高齢者福祉や児童福祉の現場研究に携わっていた実績があります。
現在は、育児を最優先にしながらも、以下のような名誉職や公的行事への参列を続けています。
- 日加協会(日本カナダ協会)名誉総裁:2026年、母の久子さまから引き継ぐ形で就任。日本とカナダの文化交流や友好関係の促進に寄与しています。
- 宮中行事・親族行事への参列:天皇皇后両陛下の主催される宮中晩餐会や皇室の慶弔行事において、元皇族として元賓客や親族の立場で招待され、品格ある所作で接遇を支えています。
- 高円宮邸での家族交流:折に触れて子どもたちを連れて赤坂御用地内の高円宮邸を訪問し、久子さまに孫の成長を報告する私的な団らんを大切にしています。
公務員的な義務としての公務ではなく、自身の専門性や皇室の歴史的つながりを大切にしたボランティア・名誉職としての活動は、現代の女性皇族が民間へ適応していく上での優れた先例となっています。