「タイパ疲れ」の若者が辿り着いた脱・絵文字。なぜ今、平成レトロな「ため息」がSnsを席巻しているのか

「タイパ疲れ」の若者が辿り着いた脱・絵文字。なぜ今、平成レトロな「ため息」がSnsを席巻しているのか

「タイパ疲れ」の若者が辿り着いた脱・絵文字。なぜ今、平成レトロな「ため息」がSnsを席巻しているのかの特集記事をご紹介します。最新トレンドが詰まっています。

SNSのタイムラインをスクロールすると、カラフルな3D絵文字のなかに、突如として現れる無機質な記号の羅列。それが今、若者たちの間で「クール」とされている。きっかけは、ある人気インフルエンサーが深夜に投稿した、たった一行の呟きだった。絵文字のような過剰な装飾を削ぎ落としたその姿は、記号でありながら、どこか生々しい体温を感じさせる。

スマートフォンの画面が表現力豊かになればなるほど、私たちは記号の裏にある「本当の感情」を見失いがちだ。カラフルな絵文字は時に、感情の押し売りのように感じられることもある。その対極にあるのが、テキストの組み合わせだけで作られたクラシックな顔文字だ。色を持たないからこそ、読み手に行間の解釈を委ねる余白が生まれる。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。