リノのキャリアを語る上で欠かせないのが、大手芸能事務所JYPエンターテインメントに入社する前のプロダンサーとしての経歴です。リノは当時、世界的なブレイクを果たしつつあったBTSのバックダンサーとして活動していました。『Not Today』『Spring Day』『Fire』などのステージや、大規模なワールドツアー『2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR』に帯同した実績を持ちます。
当時を振り返るインタビューにおいて、リノは「大観衆の前に立ち、ステージの熱気を肌で感じたことで、バックダンサーではなく自分自身が主役としてスポットライトを浴びたいと強く思うようになった」と明かしています。その後、過去に受けていたJYPのオーディションから連絡が届き、2017年7月に練習生として入社。入社からわずか数カ月でサバイバル番組『Stray Kids』への出演が決まるという異例の展開を迎えました。
サバイバル番組内では一度脱落の苦杯を嘗めたものの、持ち前の不屈の精神と確かな実力で見事に復活を果たし、2018年3月に正式デビューを飾りました。ヒョンジン、フィリックスと共に結成されたグループ内ユニット「DANCE RACHA(ダンスラチャ)」のリーダーとして、難度の高いスキズの振付を統括し、メンバー全員のダンスクオリティを引き上げるトレーナー的役割も果たしています。重心のブレない精密なアイソレーションと、パワフルかつ優美なステップは業界関係者からも絶賛されています。