朝もやに包まれる景福宮の広大な敷地内に足を踏み入れると、一瞬にして数百年前の朝鮮王朝時代へとタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。色鮮やかな韓服を身にまとった若者たちが古宮を背景に写真を撮影する光景は、過去と現在が鮮やかに交差するこの都市ならではの風物詩だ。
そこから徒歩圏内に位置するソウル特別市庁の現代建築は、近未来的な曲線美で視線を奪う。歴史的価値の高い旧庁舎と革新的な新庁舎が隣り合うこの空間は、ソウル特別市が歩んできたダイナミックな歴史の変遷を象徴する場所として、訪れる人を惹きつけてやまない。