TSUTAYAの代名詞であったレンタル事業の縮小は、単なる衰退ではなく、CCCグループが推し進める大規模なビジネスモデル転換の一環です。同社は現在、ハードの貸出業から「時間と空間の価値を提供するビジネス」へと明確に舵を切っています。
その中核を担うのが、全国で急速に出店を拡大している「SHARE LOUNGE」事業です。フリードリンクやスナック、高速Wi-Fi、快適なワークデスクを備えた空間は、リモートワーク需要や勉強場所を求める生活者のサードプレイスとして高い稼働率を誇っています。
さらに、トレーディングカード対戦スペースの設置や、限定アニメグッズのポップアップストア開催など、リアル店舗でしか得られない熱狂的な体験を創出する売り場作りを強化。縮小するレンタル事業に見切りをつけ、高収益な体験型コンテンツへ経営資源を再配分しています。