ソフトバンク端末からドコモ端末宛てに送信したメールが相手に届かない、あるいはエラーメッセージが返送されてくる場合、送信側・受信側の双方にいくつかの明確なボトルネックが存在します。
第一に挙げられるのが、ドコモ側で標準適用されている迷惑メールフィルターの強度設定です。ドコモの「かんたん設定」が「強」になっている場合、送信元がキャリアメールであっても、本文に短縮URLが含まれていたり特定の中継サーバーを経由していたりすると、機械的にスパムと判定されて受信ボックスに届かないケースが多発しています。
第二に、「パソコン・なりすましメール拒否」および「URL付きメール拒否」の個別設定です。ソフトバンクの「@i.softbank.jp」は仕組み上、Eメール(PCメール同等)として扱われる場面があり、ドコモ側でPCからのメールを一括拒否していると確実に弾かれます。
第三に、受信拒否設定(ブラックリスト)の誤登録です。相手が過去に迷惑メール対策として広範な拒否リストを登録していた場合、意図せず送信元のアドレスやドメインが含まれてしまっている可能性があります。
第四に、ドットが連続する(..)や@マーク直前にドットがある(.@)といったRFC違反アドレスによる送受信エラーです。現在では新規取得できない形式ですが、長年同じアドレスを使い続けているユーザー間では、セキュリティ更新の影響で突然疎通不可になるトラブルが見られます。