温浴業界全体のニュースを見渡すと、水道光熱費の高騰や人手不足を理由に廃業を余儀なくされる銭湯・スーパー銭湯が後を絶たない。そんな逆風の中で、同施設が堅調な経営を続けられる勝因はどこにあるのか。
答えは「日帰り温浴」と「ホテル事業」の融合にある。日帰り客のみに依存するビジネスモデルは、天候や景気動向の影響をダイレクトに受ける。だが宿泊機能を併設することで、客単価の大幅な引き上げと安定したキャッシュフローの創出に成功した。さらに、本格レストランやリラクゼーションサロンなどの付帯事業を直営および厳選テナントで固めることで、滞在時間の長期化と消費の多角化を達成しているのだ。