彼女のグラビア作品を語る上で欠かせないのが、和風の奥ゆかしさと洋風の洗練されたプロポーションの見事な融合だ。着物姿で見せる首筋の美しさや無駄のない佇まいは、まさに日本の伝統的な美意識そのもの。一方で、モダンな衣装や水着で見せた抜群のスタイルは、見る者を息をのませるほどの完成度を誇っていた。
露出の多さに頼るのではなく、立ち姿や光と影の演出によって醸し出される艶やかさ。そこには、観客の想像力を掻き立てる洗練されたストーリー性が存在していた。だからこそ、彼女の写真作品は時代が移り変わっても古びることがない。