研究が進んだ現在、脳の健康維持と睡眠のパターンには明確な相関があることが実証されている。特に注意すべき危険なサインとして、専門家は「極端な睡眠時間の偏り」「中途覚醒の頻発」「睡眠の深さ(質)の著しい低下」の3点を挙げる。
睡眠時間が1日5時間未満の短時間睡眠者、あるいは反対に9時間以上の長時間睡眠を続ける人は、適切な睡眠時間を確保している人に比べて将来の発症リスクが高いことがデータで示された。熟睡できずに夜間に何度も目を覚ます状態が続くと、脳を休ませる深睡眠(ノンレム睡眠)の時間が削られ、神経細胞にかかる負担が慢性的に蓄積してしまうのだ。