兄・琴翔峰の後を追い、同じ佐渡ヶ嶽部屋の門を叩いた三男が琴栄峰(本名:手計 太希/てばかり たいき)です。恵まれた体躯と天性の相撲センスを武器に、順調に出世街道を歩んできました。
相撲ファンの間で話題となったのが、これまでの四股名の改名履歴とその由来です。入門当初は本名である「手計」で前相撲を取り、その後「琴手計」を名乗って幕下上位まで番付を上げました。そして待望の関取昇進(新十両昇進)を果たした際、現在の「琴栄峰」へと改名が行われました。
この改名には深い意味が込められています。佐渡ヶ嶽部屋伝統の「琴」、相撲部で汗を流した母校・埼玉栄高校から「栄」、そして偉大な兄である琴翔峰の「峰」からそれぞれ一文字ずつ取って命名されました。師匠である佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の期待と、兄への敬意、母校への感謝が凝縮された四股名であり、本名時代から見守ってきたファンにとっても胸が熱くなるエピソードです。