この空前の投資ラッシュを牽引している最大の要因は、間違いなく巨大テーマパークの存在だ。新エリアとして大きな話題を集めた東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」の全面運用が定着したことで、訪日外国人客をはじめとする滞在期間が大幅に伸びた。
これまで日帰りが中心だった顧客層が、2泊以上の連泊型へと移行しつつある。この構造変化はテーマパーク・レジャー産業全体に及ぶ好循環を生み出し、園内での消費にとどまらず、周辺の商業施設、飲食チェーン、公共交通機関にいたるまで膨大な経済効果を及ぼしている。市場関係者の見積もりでは、直接・間接を合わせた波及効果は年数百億円規模に達するとされ、まさに地域経済の巨大なエンジンとして機能している。