グランエイジの加入で後悔しないためには、商品のパンフレット表面には大きく書かれない日本生命グランエイジの決定的なデメリットを深く理解しておく必要があります。
第1のデメリットは、グランエイジの途中解約時における返戻金が極めて少ない点です。一般的な貯蓄型保険であれば、一定期間加入を続ければ解約返戻金が積み立てられますが、トンチン年金であるグランエイジは解約時にも重いペナルティが課されます。急な出費や病気でまとまった資金が必要になり、年金受け取り開始前に解約した場合、支払った保険料の大半を失うことになります。
第2のデメリットは、インフレ(物価上昇)リスクへの脆弱さです。グランエイジから将来支給される年金額は契約時に確定(または一定の予定利率に基づく)するため、インフレが急速に進行した場合、受け取る年金の「実質的な購買力」が目減りしてしまうリスクを抱えています。
第3のデメリットは、資産承継としての機能が完全に排除されていることです。通常の生命保険や資産運用であれば、自身に万が一のことがあっても家族に資産をそのまま残せますが、グランエイジの年金原資は他の生存者へと分配されます。遺族に資産を残したいと考える人にとっては、極めて相性の悪い選択肢となります。