動画配信サービスで10話完結の海外ドラマを倍速視聴する時代において、約50話にわたって1つの物語を追い続けることは、現代人にとって「重労働」に近い。中盤のいわゆる「中だるみ」の時期に、多くの視聴者が脱落していくのは当然の帰結とも言える。
毎週決まった時間にテレビの前に座るというライフスタイル自体が崩壊しつつある今、1話見逃しただけでストーリーについていけなくなる構成は致命的だ。短尺で濃密なコンテンツに慣れた目には、大河ドラマの丁寧すぎる描写や、引き伸ばしとも取れるエピソードが「テンポが悪い」と映ってしまう。