白紙や「特になし」という記載は、意欲の欠如や自己分析不足と捉えられ、選考において圧倒的に不利となる。かつて広く普及していたJIS規格履歴書では「特技・趣味・アピールポイント」が一体となっていたが、近年は様式の自由化が進み、個人の強みをより柔軟に提示できる環境が整ってきた。
公正な採用選考を目指す厚生労働省の様式例をはじめ、多様性を重視する現代の選考基準において、特技欄は個性を正当に評価するための重要な指標となっている。人材サービス業界全体でも、定型的な職務経歴だけでなく、個人のポテンシャルを測る要素として特技欄の再評価が進んでいるのが現状だ。