なぜ二人は「結婚」という形をとらないのか。関係者の証言やこれまでの経過を辿ると、そこにはお互いのキャリアとプライベートを極限まで尊重し合う決断が見えてくる。交際発覚当初、長谷川博己は役者として大ブレイクを果たす重要な時期を迎えていた。彼女は自分が「格上」であることを自覚し、彼のキャリア形成の邪魔にならないよう配慮を重ねていたとされる。
さらに、それぞれの親の介護や家族の事情、仕事に対するストイックな姿勢が重なり、書類上の手続きよりも「お互いを尊重し補い合う実質的な絆」を最優先にした。籍を入れないからこそ維持できる絶妙な距離感と信頼関係。それが、周囲の予想を超えて10年以上の歳月を共に歩み続ける原動力となっている。