厚生労働省や農林水産省の報告によると、ソラニン中毒による主な症状には、食後数十分から数時間以内に現れる吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、頭痛、めまいなどがあります。重症化すると意識障害や呼吸困難を引き起こす事例も報告されており、決して軽視できません。
特に危険性が指摘されているのが小児被害です。体重が軽い子どもは、大人の半分程度の摂取量でも発症する危険があります。日差しを浴びて緑色になった小粒のジャガイモを、学校の野外調理や家庭で皮ごと調理してしまうケースが後を絶ちません。農林水産省は、未熟なジャガイモや日光に当たった保存状態の悪いものに対する取扱い注意を毎年強く呼びかけています。