皮膚の薄さや血管の透け方、メラニンとヘモグロビンの割合。これらが複雑に絡み合うことで、私たちの肌色は決まる。表面の皮膚が黄色っぽく見えても、皮下の静脈の青みが強く影響している場合、診断結果はブルベになるのだ。このギャップこそが、長年多くの人々を鏡の前で悩ませてきた元凶である。
「イエローベース向けのファンデーションを塗ると、時間が経つにつれて赤黒くくすんでしまう」。そんな経験はないだろうか。それは、肌の持つ青みとファンデーションの黄色が干渉し合っているサインかもしれない。肌の表面色(トーン)と、肌の奥のベースカラー(アンダートーン)は別物なのだ。