宮島が誇る世界遺産・厳島神社は、平安時代末期に平清盛が海上に壮大な社殿群を建ち上げて以来、幾多の歴史を見守ってきた。かつて大きな話題を呼んだNHK大河ドラマ『平清盛』でも描かれた通り、海を敷地に見立てた独創的な構想は、平家一門の隆盛と栄華の象徴である。
この歴史的建造物を満喫するには、満潮と干潮のタイミングを計算した周遊計画が欠かせない。満潮時には社殿が海に浮いているかのような優美な景色が広がり、干潮時には干上がった砂浜を歩いて大鳥居の真下まで足を進めることができる。潮汐表を事前確認し、海上の姿と陸続きの姿の両方をカメラに収めるのが、歴史ロマンを堪能する最高の周遊テクニックだ。