彼女の足跡を語る上で外せないのが、その圧倒的な歌手としての実績だ。1984年のデビュー以来、着実にステップを上がり、1986年1月にリリースされたシングル『くちびるNetwork』はオリコンチャートで初登場1位を獲得した。
この楽曲は、当時同じ事務所の先輩でありトップスターであった松田聖子が作詞を手掛け、坂本龍一が作曲を担当するという豪華な布陣で制作された。前年には日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞し、名実ともにトップアイドルの仲間入りを果たしていた。しかし、華々しい光が強ければ強いほど、その背後に落ちる影もまた深かったのだと言える。