テレビ局をはじめとする報道メディアの過熱ぶりも凄まじいものがあった。日本テレビやNHKをはじめとする主要局は連日特番やニュース枠で生中継を行い、その日の移動ルートや表情の変化を克明に記録し続けた。カメラマンたちが河川敷にヘリコプターや中継車を繰り出し、24時間態勢に近い形で追跡した光景は、平成のメディア史においても特筆すべき出来事だったと言える。
一方で、河川を管理する国土交通省は、押し寄せる群衆による護岸の崩落リスクや、生態系への影響を懸念。市民への安全呼びかけと河川環境の保全に追われることとなり、現場は連日緊張感に包まれていた。