現代のレシピトレンドを牽引するのは、料理メディアやSNSの存在だ。日本最大級のレシピ検索サービスを運営するクックパッド株式会社のプラットフォーム上では、冷めても水っぽくならない「お弁当用・常備菜レシピ」として根菜サラダの検索数が急増中だ。特に、すりごまを多めに加えて水分を吸わせるアイデアは、実用性の高さから多くのユーザーに支持されている。
また、クラシル (kurashiru) や YouTube、Instagram といったビジュアル中心の動画メディアでは、調理工程をテンポよく見せるショート動画が大人気だ。「15秒でわかるデパ地下の味」といったキャッチーなコンテンツが瞬く間に拡散され、若年層を中心に根菜料理のハードルを一気に引き下げた。盛り付けの際に黒ごまや糸唐辛子を散らし、照明を意識して撮影された美味しそうな画像が SNS 上を賑わせている。