メディアやファンの間では「どっちが上か」「差がついた」と比較されがちですが、当人同士の間にギスギスした確執は一切存在しません。むしろ、世代を代表するトップランナーとして、唯一無二の友情とリスペクトで結ばれています。
SNS上では、互いの登板結果を称え合ったり、クスッと笑えるような軽妙なやり取りを交わす姿が度々話題になります。田中がアメリカに渡った直後にはダルビッシュが食事に誘って環境適応をサポートし、ダルビッシュが肘の手術を受けた際には田中が温かいエールを送るなど、二人の信頼関係は非常に強固です。
その絆が最高の形で結実したのが、侍ジャパンが世界一を奪還した2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でした。ダルビッシュは最年長として宮崎キャンプ初日からチームを牽引し、田中も精神的支柱として後輩たちへ惜しみなく助言を送り続けました。日本球界の看板を背負い続けてきた二人が同じユニフォームを着てベンチで言葉を交わす姿は、多くのファンの胸を熱くさせました。