川井郁子氏の大きな強みは、自ら作編曲を手掛ける「シンガーソングライター的ヴァイオリニスト」である点です。リリースしてきた数々のオリジナルアルバムの原盤権や著作権印税は、毎年継続的な副収入を生み出しています。
とりわけ彼女の名を世界的に知らしめたのが、フィギュアスケート界での楽曲採用です。羽生結弦選手がシニア初期のショートプログラムで使用した『ホワイト・レジェンド(白鳥の湖)』や、ミシェル・クワン選手が使用した『レッド・ヴァイオリン』など、世界的な大会やアイスショーで幾度となく演奏・放映された実績を持ちます。
国際スケート連盟(ISU)主催大会やテレビ中継、ストリーミング配信に伴うJASRAC等の著作権使用料に加え、映画『らせん』やドラマ、舞台劇伴への楽曲提供料を含めると、年間印税・作編曲収入は1,000万〜1,500万円規模にのぼると推測されます。