デビュー当時の秘蔵写真や過去のメイキング映像を検証すると、吉高由里子のビジュアルや雰囲気が時代とともに劇的な進化を遂げてきたことがよくわかる。デビュー初期のあどけなさが残るストレートヘアの少女時代から、『蛇にピアス』での陰と光を背負ったミステリアスな表情、そして現在の洗練された大人の気品漂う表情へと、その変化は目を見張るものがある。
しかし、劇的な外見の激変とは対照的に、現場スタッフが口を揃えるのは彼女の「変わらない素顔」だ。カメラが回っていない場所での飾らないユーモアや、共演者・スタッフへの気配りは下積み時代から一貫しているという。撮影現場で昔の秘蔵写真を見た本人が「若い頃の自分、なんだか尖ってて恥ずかしい!」とお茶目に笑い飛ばしたという秘話も残っており、その気取らない人柄が長年愛され続ける最大の理由と言える。