世代別の意識変化を追うと、年齢が上がるにつれて夢の輪郭が劇的に変化することがわかる。小学生の段階では、クリエイターやスポーツ選手、動物に関わる仕事など、直感的な「好き」や憧れがランキングの大部分を占める。表現することの楽しさがダイレクトに夢へと直結している時期だ。
しかし、中学生、高校生と進学するにつれて、選択眼は急速に現実味を帯びていく。公務員や医療従事者、大手企業の会社員といった安定性を重視する職種が急上昇するのだ。SNSで社会の裏側や現実的な収入事情に日常的に触れている現代の若者は、憧れだけでは食べていけないというクールな視点を、驚くほど早い段階で身につけている。