長年の相棒であった加藤茶や、所属事務所イザワオフィスの関係者は、志村の日常における観察魔ぶりに度々言及している。飲み会や旅先、街歩きの最中でも、少し変わった挙動をする人物を見つけると、志村の目は鋭く光ったという。
加藤茶はインタビューで、「志村は人が気づかないような小さなクセを見つけるのが天才的だった。ひとみばあさんも、単なるおばあさんのマネではなく、人間の可笑しさを切り取った集大成だった」と振り返る。イザワオフィスの現場スタッフも、楽屋で何度も動作や声のトーンを微調整しながら鏡に向かっていた志村の職人魂を証言している。