『アイカツスターズ!』のキャラクターを再現するうえで、衣装と同じくらい重要な要素がウィッグのグラデーション表現と立体感です。
たとえば桜庭ローラ コスプレ ウィッグでは、鮮やかなピンクをベースに毛先へ向けてブルーやパープルへと移り変わる独特のツートーンカラーを再現する必要があります。また、虹野ゆめのアイデンティティであるふんわりとしたツインテールと毛先のピンクグラデーション、香澄夜空 コスプレ衣装に合わせる流麗なアジアンビューティーのロングヘアなど、各キャラクターの個性に合わせた造形技術が試されます。
ウィッグ選びとセットにおける実用的なアプローチは以下の3点です。
1つ目は、既製グラデーションウィッグの活用です。最近のウィッグメーカーでは、キャラクター専用に染め分けられた耐熱ウィッグが多数流通しており、染色作業の手間を大幅にカットできます。
2つ目は、「コピック」や「染め粉(ダイロン、みやこ染)」を用いた自作グラデーション。既製品の色味がイメージと異なる場合、無水エタノールで薄めたアルコールマーカーのインクを霧吹きで毛先に吹き付ける手法が、繊維を傷めず自然なボカシを入れる定番テクニックとして定着しています。
3つ目は、バンス(クリップ式毛束)の軽量化。ゆめやローラのツインテールはボリュームが必要ですが、重すぎると頭頂部のネットが引っ張られてズレる原因になります。内部に発泡スチロール芯やチュールを仕込んで毛量を間引きつつ、立体的なシルエットをキープするのがプロの現場でも使われる裏技です。