館内を歩いていて強く印象づけられるのは、空間の余白だ。通路幅は極めて広く取られており、大型ベビーカーがすれ違っても一切のストレスがない。キッズスペースの充実ぶりはもちろんのこと、休憩用のベンチが絶妙な間隔で配置されている。
「祖父母、親、孫の3世代で来ても全員が疲れない」と話すのは、堺市在住の30代女性。子どもがアミューズメントやアパレルで夢中になっている間、祖父母はカフェでゆったりとくつろぎ、夕方に再び合流して食事を楽しむ。単なる買い物の場を越えて、家族の団らんを無理なく成立させるためのインフラがここには整っている。