捜査関係者への取材によると、捜索本部は現在、失踪当日の夕方以降に記録された民間防犯カメラおよび自治体の街頭カメラ映像を統合し、AIを用いた高精度な画像解析を進めている。少年が最後に確認されたのは、駅から約400メートル離れたコンビニエンスストア前の交差点だった。
だが、その先にある幹線道路沿いのカメラには、彼の姿は一切映っていなかった。交差点を通過した午後5時42分から、近隣の河川敷方面へ向かう小道で目撃情報が途絶える午後6時12分までの「空白の30分間」。この短時間のうちに、移動手段の変更や第三者との接触があった可能性が濃厚とみられている。地上捜索隊とドローン部隊による河川敷周辺の捜索は、連日徹夜で行われている。