ネット上で定期的に拡散される、中学時代の平野紫耀とされる写真がある。そこには、鮮やかな紫色の特攻服に身を包み、仲間たちとポーズを決める少年の姿が写っている。これこそが、彼が「元ヤンキー」と呼ばれる最大の物証として語り継がれてきたものだ。
だが、地元関係者の話を紐解くと、彼がいわゆる「粗暴な不良」だったわけではないことが見えてくる。当時の彼は、幼少期から打ち込んできたダンスに没頭する一方で、地元の目立つグループに身を置いていた。やんちゃなファッションやバイクへの憧れは、当時の名古屋の若者文化としてはごく自然な流れであり、彼にとっての「カッコいい男のスタイル」の表現方法だったのだろう。