賃貸の床に傷が!退去費用の相場と高額請求を防ぐ原状回復の鉄則の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
退去時に請求される床の補修費用は、床材の種類(複合フローリング・無垢フローリング・クッションフロアなど)や傷の深さ、補修工法によって大きく変動します。管理会社から送られてくる精算書を見る前に、まずは市場の実勢相場と負担の基準値を把握しておく必要があります。
床材・損傷の種類詳細・数値データ一般的な費用相場編集部の見解・負担判定フローリングの浅い擦り傷日常歩行やスリッパ摩擦、軽微な引っかき傷0円(通常損耗扱い)貸主負担が原則。生活上の不可避な損耗として請求対象外。フローリングの部分凹み・深い抉れ重量物の落下、キャスター付き椅子の局所的な剥がれ1箇所あたり15,000円〜30,000円(リペア補修)借主負担。ただし全面張り替えではなく部分補修(ピース補修)が妥当。クッションフロア(CF)の家具へこみ冷蔵庫やベッド、本棚の脚による沈み込み0円(通常使用の範囲)貸主負担が原則。重量家具の設置による凹みは生活上当然発生するもの。クッションフロアの破れ・焦げ跡タバコの火種落下、家具引きずりによる裂け1㎡あたり3,000円〜4,500円(平米単位精算)借主負担。ただし居室全体の張替えではなく損傷箇所を含む最小限の㎡単位。
賃貸床の傷退去費用相場を精査すると、専門のリペア業者(木部補修職人)が半日〜1日作業で施工する場合、技術料を含めて1箇所あたり1.5万〜3万円前後が適正水準となります。数箇所あったとしても、5万円前後で完全に目立たなく修復できる技術が現場では標準化されています。