「当時は自分の限界に気づくことすらできませんでした」と、かつてインタビューで振り返っていた彼女。グループ全盛期を支えた中心メンバーとしての責任感は、いつしか心身を苛む刃となっていた。休業、そして卒業。多くのファンがショックを受けたあの選択から、彼女の本当の挑戦が始まったのだ。
認知行動療法や心理学を猛勉強し、資格を取得。自らの傷口を開示しながら他者の苦しみに寄り添う姿は、従来の「専門家」が持つお堅いイメージを根底から覆した。弱さを見せることは恥ではない。そのメッセージが、同じように傷ついた人々の心を解きほぐしていく。