長年、日本代表を苦しめてきたのが体格差によるリバウンドの劣勢だった。どれほど外線からシュートを決めても、セカンドチャンスを与え続ければ勝利は遠のく。この構造的課題に対し、現在のチームは組織力で回答を出している。
ジョシュ・ホーキンソンをはじめとするインサイド陣の身体を張ったスクリーンアウトはもちろん、ガードやフォワード陣が泥臭くボールに飛び込む「チームリバウンド」が徹底されている。一人が相手のビッグマンを抑え込み、浮いたボールを他の選手がカバーする連動性。数字上の身長差を運動量とポジション取りで相殺するプレイが、世界強豪とのゲームを最後まで壊さない粘り強さを生んでいる。