小堀裕之を語る上で避けて通れないのが「ヘドロパパ」という強烈な不名誉ネームです。この呼び名が定着した最大のきっかけは、日本テレビ系バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』でした。相方・川谷修士の妻であり、元芸人で人気放送作家の野々村友紀子氏が、小堀の身勝手な私生活に対して放った「お前はなぁ、目ぇ腐ってんねん!」「ヘドロ詰まってんねん!」という痛烈な説教が視聴者に強烈なインパクトを残しました。
では、具体的にどのような行動が「クズ」と判定されたのか。世間を騒然とさせた主なエピソードは以下の通りです。
- 月に数日しか家に帰らない放浪生活:「音楽のスタジオに籠もる」「芸人仲間と飲む」などの理由をつけて帰宅せず、家族を顧みない生活を長期にわたり継続。
- 生活費を入れずに趣味へ散財:家計が逼迫している時期でも、自分の趣味であるギターやハーモニカの購入、自腹の弾き語りライブ、後輩芸人への奢りなどを最優先。
- 複数の浮気・愛人疑惑:テレビ番組内で「愛人が複数人いる」「女性ファンと頻繁にトラブルを起こす」といったエピソードが暴露され、本人が曖昧にはぐらかしたことで批判が殺到。
- 相方の修士への過剰な甘え:漫才の新ネタ合わせをすっぽかして自作の弾き語り曲作りに没頭するなど、本業のお笑いを蔑ろにしていると相方や周囲から激怒される。
こうした破天荒すぎる振る舞いは、一般的なモラルから見れば完全にアウトと言わざるを得ません。しかし、本人が一切悪びれず、飄々とした態度を貫く姿がバラエティ番組として異様な面白さを生み出し、結果として「愛されクズ」という唯一無二のキャラクターを確立することになりました。