集められた巨額の資金は、具体的にどこへ向かっているのか。その運営を一手に担っているのが、公益財団法人24時間テレビチャリティー委員会である。日本テレビ放送網株式会社をはじめとする系列局が主体となり設立されたこの団体は、寄付金を主に3つの柱に分配している。
第一の柱は「福祉支援」だ。街中で見かける黄色いロゴが入ったリフト付きバスや訪問入浴車など、全国の福祉施設や団体へ寄贈された福祉車両は累計で1万台以上にのぼる。第二の柱が「環境保全活動」、そして第三の柱が清掃活動や国内外の「災害緊急支援」である。
さらに、障害者スポーツの支援や、困難な状況にある人々を追ったドキュメンタリー番組の制作・周知を通じ、単なる資金提供にとどまらない草の根の活動を支え続けている。資金の大部分がダイレクトに支援現場へ届く仕組みが整えられてきた。